« 新しい年。 | トップページ | ファイブ »

2008年1月 3日 (木)

改革途中の紅白歌合戦

 紅白歌合戦の視聴率は低迷している、との見出しのニュースがあった。しかし、思うに、NHKが紅白の改革を進めようと懸命であることが感じられた紅白だった。内容的には低迷していない。模索している真っ最中といったところか。

 昨年大みそかの第58回NHK紅白歌合戦の視聴率は、総合テレビの関東地区で第1部が32・8%、第2部が39・5%だった。調査会社ビデオリサーチが2日、発表した。午後7時20分からの第1部は、過去最低タイだった前年の30・6%をやや盛り返したが、同9時半からの第2部は前年39・8%に及ばず、平成16年の39・3%に次ぐ低さ。視聴率の低迷傾向が続いている。一方、関西地区は第1部が33・2%(前年比4・7ポイント増)、第2部が39・5%(同1・9ポイント増)で、それぞれ前年より微増した。(産経新聞サイトから)

 昔と異なり、大衆にあまねく支持されるヒット曲は生まれにくくなっている。大衆より「個衆」をセールスのターゲットにしているし、曲の売り出しのサイクルを短くしていることもあって、歌番組が成り立たなくなっている。

 コブクロの「蕾」、秋川雅史も「千の風になって」など、素晴らしい歌だった。秋川の歌力は圧倒的な迫力だった。忘れがたい歌として記憶されるだろう。前半はドタバタした感じで、演歌を唄う歌手の横で行われたマッスルミュージカルは、場違いなような気がした。

 五木ひろしの「契り」の後に、なぜ、SMAPの歌をみんなで歌わなければならなかったのか?オオトリの権威を疑われてしまう。本当に「歌力」を信じるなら、あまりにも特定なグループに寄りかかった演出は見苦しい。

 紅白が終わると、行く年来る年。いきなりしんしんと降る雪のシーン。静けさが家庭の中にも訪れる。この落差が、一年を終える雰囲気をかもし出すのだ。

 変わらずに生き続けるなら、変わらなければならない。紅白は、変革の過程にある。そう理解したい。歌力を信じて王道を歩むことだ。

|

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/216170/17561513

この記事へのトラックバック一覧です: 改革途中の紅白歌合戦:

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。