求心力の低下
「しんぶん赤旗」のサイトに掲載されていた、赤旗記者による記者座談会の一節。納得できる分析的意見だ。いずれにせよ、老獪な福田自民党政権にたいして、民主党は求心力が低下している。ガラポンだな、サミット後に。それが出来なければ、悲劇だ。
年金問題、目先のガソリン代がらみで、与党は3分の2以下になるだろうし、さりとて、民主党も過半数をとれない。閉塞感のみが増す結果に、心地よいフレーズを口にしつつ「全体主義」の足音が忍び寄る。分析力はすぐれていても、共産党政権になるわけではないし、、。
C 福田首相は、いったんインド洋給油が中断に追い込まれ、ブッシュ政権から不信を買うかもしれないが、その原因が参院で多数を握った民主党にあることへ目を向けさせた。「日米同盟を軽くみるような民主党には政権は任せられない」とアメリカが判断することになるなら二カ月や三カ月くらい給油を止めてもいい、という考えを福田首相は抱いたようだ。
A つまり、一時給油ストップすると福田政権へのアメリカの心証は悪くなる。しかし、それ以上に「民主党の小沢は駄目だ」と思わせる効果はある。
B 参院の与野党逆転状況に福田首相は苦しんでいる。今後の政権運営を楽にするためにも米政権にとって民主党は信頼に足る政党ではないと見せつける迂回(うかい)作戦をとったというわけだね。
C 小沢氏の基本的な対応はどうだったか。次の総選挙で政権奪取をにらむ政権戦略と日米同盟関係堅持という二つのテーマのバランスをはかり、うまく立ち振る舞おうとした。しかし有権者の意思と両立しない立場だけに、破たんは見えていた。
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