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2008年1月18日 (金)

NHKだけか?

 NHKの記者らによる株の不正取引問題について増田総務相は18日の閣議後の記者会見で、「本当に3人だけか。ほかにも(取引し た人が)いっぱいいるのではないかと思う」と指摘。「倫理観や報道の姿勢が求められる人たちがかかわった大変深刻な問題だ。(原稿システム端末に接触でき た)5000人全員をきちんと調べた方が国民はすっきりする」と述べ、NHKによる徹底した内部調査と結果の公表を求める考えを示した。(朝日新聞のサイ トから引用)

 NHKの記者が株の不正取引行った問題は、果たしてNHKだけか。
ニュース配信、ニュース素材のデータベースや出稿のシステムは、基本的にはNHKと同じ設計思想で構築されているのではないか、と推測される。
 とすると、NHKだけでなく、他の民間放送、大手新聞社、大手通信社、さらに、大手通信社からニュース配信を受けている地方紙、要は全部怪しくなる。上記のニュースで伝える5000人のNHK職員だけの問題ではなくなる。「うちはインサイダー取引についてガイドラインが出来ている」と胸を張ってみても、そんなのは何の証明にもならない。

 「本来は、経済部は家族を含めて株取引はしない。自発的な意思による制限がかかっている。それぞれの職員が意識をまず自覚しなければいけない。具体的なガイドラインも、これからの対策で考えたい」とNHK会長は述べたが、経済部だけでなく、政治部、社会部、運動部、制作職、システム部関係者、みんなニュースにアクセスできるのではないだろうか。契約スタッフだって怪しい。疑えばきりが無い。マスコ関係者は皆疑われてもしかたない立場にいる。

 古紙の問題で主要な製紙会社の社長がそろって陳謝する事態になったように、この問題は、他の放送、さらには新聞社へと拡大するのではないか。

 報道機関は墓穴を拡大しているように思われる。信頼感は失せた。それにしても、NHKは、一体、襟を正すと言いつつ、何をしてきたのだろう。

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