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2007年9月24日 (月)

国連は錦の御旗ではない

 テロ対策特別措置法に代わる新法案が検討されることになりそうだが、問題点を整理するために「国民のための戦争と平和の法」を本棚から取り出して読み始める。

 この本は色摩力夫氏と小室直樹氏の共著。1993年に刊行された。当時カンボジアで亡くなった中田氏についての報道が世間をにぎわしていたが、この本はそもそも国連とは何なのだろうかを整理する意味で購入したもの。学生時代、国際法のゼミで国連について勉強したはずだったのに、全く、基本的な理解が出来ておらず、この本により国際法、国連について多少なりとも本質的な部分を理解できた。読み返してみる。

 この本の中で色摩氏は、国連の本質を見抜くための着眼点として以下の6点をあげている。

 1)第二次世界大戦後の現状を維持するために連合国側が作った国際機関である。
 2)米国主導の下に設置され大国一致の原則で運営されている。
 3)ユニバーサルな機関ではない。
 4)国連は世界連邦政府の第一歩ではない
 5)各加盟国が一般的な政治的了解を模索する場であって、それ以上のものではない。
 6)国連憲章は戦争を否定していない。

 昔、「国連なんて田舎の信用金庫の会議と同じ」とかなんとか言って詰め腹を切らされた大臣がいたような記憶があるが、今思うと、国連を錦の御旗にする滑稽さをうまく指摘していたのかもしれない。

 テロ特をめぐって最近、安全保障理事会の「感謝」の議決がおこなわれたり、小沢民主党が国連中心主義外交堅持の観点からテロ特の延長に反対したりと、国連についてきちんと理解していないと判断できないニュースが多くなった。この書籍はその時の参考にはなる。また、軍隊と警察の本質的な差異などの指摘もあり勉強になる。


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以前書きましたが、「アフガン戦争が、6年も続いている実績があることから、この戦争は単にアフガニスタン内の一部のテロリストに対する戦争ではなく、アフガニスタン全国民に対する戦争ではないかと言うこと。したがってこの戦争に勝つためには、アフガニスタン国民の皆...... [続きを読む]

受信: 2007年9月24日 (月) 12時18分

コメント

なるほどです。TBお願いします。

投稿 かざこしの兄 | 2007年9月24日 (月) 12時18分

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